新年の陽光に銀鱗輝く…柳瀬川

関東平野部は年末から好天続き。特に今日は温暖で風もなく快適な釣り日和。さっそく今年の初釣りに出掛けたところ、なかなかの良型オイカワがロッドを絞ってくれました。
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天気予報では今日の最高気温は14℃ほどにまで上がるという。昨日、天気予報を見ていたらそんな情報は出ていたけれど、午後から風が徐々に強くなるとも…。ならば午前中のうちにと9時半出発。駐車場に着いてウェーディングシューズに履き替えていると、背中に当たる日差しがとても暖か。これならマフラーも手袋も不要。支度を終えてさっそく川辺に向かった。
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土手の上から川を眺める。斜め上から見下ろすような角度で水面を眺めると、手前側は水中まで見通すことが出来、遠目には水面のわずかなライズをはっきりと目視することが出来る。ここから眺めると目前の場所からかなり先まで点々とライズの波紋が見て取れる。「ちょっと小さい魚かな…?」とりあえず1尾に出会いたくて、ここから今年の釣りをスタートすることにした。

ロッドはBlueheronST6ft11in/#0-1/6pcs。ラインはDT1F。7X/12ftのテーパーリーダーに今日は0.2号を結び、フライはこの時期に信頼のおけるCDCミッジピューパ#20。小さい魚のライズが頻発するレーンの上流側にリーチキャストでフライを置いた。小さな波紋がいくつか広がる中に差し掛かったミッジピューパがスッと沈むように消えたと同時にロッドを立てると、これが意外にも強い引きでロッドを曲げる。てっきり「キーホルダーサイズ」だとばかり思っていたけれど、ネットに横たわったのは予想を裏切る良型。
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陽光に銀鱗輝く美形のオイカワ。今年のファーストバイト。ライズを見て「釣れてもチビオイカワに違いない」とばかり思っていただけに、ビックリの引きで楽しませてくれた。

辺りを見回すとユスリカのハッチがスゴイ。水辺をワンワンと飛び交っている。しかしライズはアダルトを食うそれではなくて、ボワーンと広がるディンプルライズ。アダルトの飛翔をみてフライを交換しようかとも考えたが、ライズリングを改めて確認して、やはりピューパパターンで続けることにした。

微妙に弱い風が吹いて水面がさざ波で揺れるとライズが止まる。水面がフラットで鏡のようになると少しずつライズが始まる。と、そのライズのやや上流側にフライを置くようにそっとプレゼンテーションする。小さな波紋があちこちに広がる最中、ピューパには派手な水しぶきでバイトするヤツもいる。
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1尾釣れるとライズが止まる。風で水面が乱れるとライズが止まる。自分が水中で移動しようとして水面に波紋を起こすとライズが止まる。その度、再びライズが始まるまでじっと待つ。遠目のライズを見つけてつい移動したくなるけれど、そうすると波紋が起きてまたライズが止まってしまう。「近くに来ないかな…」と考えていると、なんと自分の立ち位置の下流側すぐのところでライズが起こる。グリップの中にラインを握った形でさっとフライを投げ込むように送り込むと、一撃でバイト…。
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それにしてもいい天気。ときおり水面にさざ波が立つといってもごくわずかな風。木々の枝も揺れないほど。1尾釣れた後のライズ待ちではついつい青空や木立に目が行ってしまう…。
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さすがに数尾釣ったら近くでのライズは起きなくなってきた。やむなく上流側に移動。先ほどよりは多少流れも速くなり、流れを意識したラインの落し方を踏まえてライズを攻略する必要がある。自分が移動したことでライズが止まっているため、再びライズが起きるまでキャストせずに待つ。と、予想外にも対岸の護岸の影になったところで良型と思われるライズ。オフショルダーのキャストでラインを上流側に置き、フライ先行となる形を作って先ほどライズのあったポイントにミッジピューパを送り込む。すると狙った通り、狙った筋、狙ったピンポイントでヒット。
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こういう釣れ方は実にうれしい。狙った通り、予想通りにヒットするのは、まるで春先のヤマメのライズ狙いのよう。年の始めからこういう釣り方が出来るなんて、とてもラッキー。

再びのライズ待ち。ふと時計に目をやると昼近く。もう1尾、良型が釣れたらお終いにしよう。そう考えながら上流に下流に広く視線を送る。と、下流側やや遠目のライズを発見。近くに移動しようかとも考えたけれど、そうするとまたライズが止まってしまうと考え、そのままの立ち位置から上流側にリーチを掛けながらキャスト。3度ほどロッドをフリップしてラインを送り込んだところで吸い込むようなバイト。ロッドを軽く煽ると、これまた良型の引き。
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もう修行の始まりかな…?なんて考えていた12月末。それを思うと1月初めにこんな釣りが出来るなんて、まるで予想外。辺りに見える小型魚のライズの中で良型を選んだように釣ることが出来たのは、理由こそよくわからないけれど、終わってみれば結果オーライの好釣果。今年もこんな釣りが数多くできることを祈りつつ、この日の釣りを終えた。早くも次回の釣行が楽しみ。
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この記事へのコメント

YOSHI
2019年01月05日 21:36
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
新年から綺麗な良型オイカワ、羨ましいです!
カチーフ
2019年01月05日 23:26
YOSHIさん、明けましておめでとうございます。昨年よりも数多くお目にかかれるよう祈念しています。どうぞよろしくお願いします。
ライズリングはまさしく小型魚、稚魚のそれだったんですが、不思議とフライに出て来るのは良型がほとんどでした。この釣り運が今後も継続することを大いに期待しています(笑)。
いちばんぼし
2019年01月07日 09:26
カチーフさん、新年おめでとうございます。
昨年末は久しぶりの再会に驚きましたが、お元気そうで何よりでした。
良い初釣りでしたね!
私も4日の午後、同場所で良い釣りをさせてもらいました。
本年も宜しくお願い致します。
カチーフ
2019年01月07日 12:30
いちばんぼしさん、明けましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願い致します。
例年、初釣りには苦労がつきものなのですが、今年の初釣りはラッキーもあって、良い釣りが出来ました。
あのポイントに午後から行かれたとは、完全なる擦れ違い。お会いできずに残念でした。
小型が多かったですが、魚影は確実に濃かったですね。小型の中に良型が紛れている感じでした。でも年末にあそこへ行った際はまったく…でした。そんなふうにコロコロと状況が変わるところも、この時期ならではですね。
あちこちとポイントを捜して楽しみたいと思います。また釣り場でお会いしましょう。

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